ご挨拶理事長よりごあいさつ

理事長 和田 利次

強い絆

理事長 和田 利次

 令和2年度一般社団法人東京学芸大学同窓会事業が始まりました。しかし、先の見通しが立たない中で、例年通りの段取りでと、判断することが難しい状況もあり、進みあぐねている事業もございます。教育活動の実践現場におられる会員の皆様におかれましても、日々、同様にご苦労をされていることと存じます。混沌とした渦中で学校教育を進めていくのは難儀なことです。先生方の苦衷をお察しいたします。

 本会定款には「この法人は、我が国の教育の発展、特に東京都教育の振興を図り、併せて会員をはじめとする学校教育教員の資質を高めることを目的とする」と謳われています。こういう時にこそ、目的に叶うような事業を実現させなければならないと、とにかく一歩を踏み出すための思案をいたしております。常々、各支部の皆様の熱意、厚意に支えられている私どもは、今こそ、皆様にYELLをお送りするとともに、熟慮断行、当機立断、皆様のために事を成さねばと思いを強くしております。希望がもてる取り組みを実現させます。

 ところで、昨年ノーベル化学賞を受賞された吉野彰先生が、文部科学省に寄せられたメッセージを読んだ方々もおられるでしょう。「学習、勉強、研究の遅れなどで不安に思われているかも知れませんが、逆に天から大きな使命を与えられたと捉えてください。それをモチベーションにして頑張っていただきたいと思います。力強いモチベーションがあれば、どんな困難も乗り越えることができます。」と述べられて、リチウムイオン電池が社会に認められるまでのご自身のご苦労を述べられています。最後に、「もう一度繰り返します。力強いモチベーションがあれば、どんな困難も乗り越えることができます。」と結ばれました。

 苦難の中、共に闘っている同窓の仲間がいることを忘れずに、そして、困難な局面でも果敢に教育の振興に携わっていこうとするファイティングポーズの神髄に、同窓の強い絆があることを信じています。

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